李祖原
宏国大楼 1989年 / 台北101 2004年
磯崎新さんがいうグローバリゼーションのアジア的ヴァリアントとしての漢字建築と岡崎乾二郎さんがいうところの「建築というものも文字同様、表意性を組み立てる行為だと考察する」(漢字と建築 (10+1別冊))のそれぞれの「漢字建築」とは少し違うのだが、漢字文化圏の建築家は、デザインの源泉としてマッスが「漢字の成り立ち」ということもあり得るのではないかと考えてしまう。
空想好きな写真家が宏国大楼を真っ正面からみると「宏」の字にしか見えない。
(しかし、正面からはいい写真がなかなか撮れない。道の真ん中に少し高い視点を設けて撮影できれば、いっていることがわかってもらえるのだが。)
台北101は、複雑なシンボリズムの元にデザインされているが、大きなモティーフは竹とパゴダ、如意。
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