
ヨゼフ・ゴチャール設計 1921ー23年
第一次大戦後に興隆したロンド・キュビズム建築。
以前チェコでは、チェコ・デコ・スタイル、あるいは国民様式などと呼ばれていた。
1969年、建築評論家のマリア・ベネショヴァによって、主題を繰りかえす音楽のロンド形式と円(ラウンド=ロンド)のデザイン・モチーフからこの様式をロンド・キュビズムと名付けた。
もともと(第一次大戦前の)キュビズム建築は民族意識の建築的表現だった。(第一次大戦の)戦後、チェコスロヴァキアが建国されると、ゴチャールやヤナークといったキュビズム建築家たちは、民族意識の建築的表現をさらに追求した。そして、たどり着いたのがこのチェコスロヴァキア・レジオン銀行だ。
ロンド・キュビズム建築とは言い得て妙だ。

