AXIS2010年2月号(vol.143)連載「匠のかたち」はロータリーエンジンでした。
匠のかたちでなぜロータリーエンジンかと思う方もいるかもしれませんが、この写真だけでもわかってもらえるのではないでしょうか?
レース用のエンジンを組み立てているわけではありません。マツダの市販車RX-8に積まれるエンジンの生産工程の一コマです。
ロータリーエンジンの最重要部分となるアペックスシールやサイドシールは、このようにベテラン職人の指先の感覚を頼りに組み立てています。
現代の工作精度からすると、すこし甘いものでしょうが、手作りでなければならないとわれている工程です。数値以上の質が求められているからでしょう。それがある種の「味」になるのではないでしょうか?
アコースティック楽器と近いものを感じました。

