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上下とも同じところの同じ魚群。ヌーメア、ニューカレドニア。

   

小さな生きものが巨大な敵に立ち向かうには群をなすしかない。しかも、かれらは単に群れているだけではない。群をなすことによって別の生命体として生きているように思える。つまり、多数の個体の塊という見せかけのかたちではなく、塊それ自体がひとつの生命体のような質的な「変身」をしている。また、一匹一匹は自分が生命体のどの部分を形づくっているかを知っている。そうでも考えないとこの塊の動きは説明できない。
群の話ではレオ・レオーニの絵本「スイミー」がよく知られているが、赤い群のなかで黒いスイミーが生命体の眼玉になったことが描かれている。

   
         



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