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糺の森、下鴨神社境内摂社河合神社裏、京都

 

 
 
     

 

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下鴨神社の南に広がる糺の森は、広さ12万4千平方メートル、約40種600本ほどの樹木が生い茂っている。「かつて」というのがどの時代を指すのかわからないが、かつては現在の約40倍の495万平方メートルの広さがあったという。
古代の植生を残す森といわれているが、いくつか気になることがある。1)室戸台風(1934年)後に植えられたクスノキの多さ。2)紅葉名所にしたいが為か、カエデの植樹が目立つ。3)かれた湧水池を何年もほったらかしにしている。そして、いま始まったことではないだろうが、4)森にあるべき幽玄さの消滅。
源氏物語須磨に
「憂き世をば今ぞ別るるとどまらむ
名をば糺の神にまかせて」
との歌が出てくる。
下鴨神社の祭神賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が、この森で人々の正邪をしらべただしたとのいわれから、高野川と賀茂川の合流する三角州にできた只洲の森が糺の森になったという。
糺の森でなくとも、森であるならば、何かがなくてはない、ある種理解できない深さを持った何かが。

 

 
               


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